芸能
2017年07月03日

放送作家的「芸能ベタ褒めコラム」

アイドルも恋愛しても良い時代なのでは!?

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放送作家的「芸能ベタ褒めコラム」!
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NMB須藤さんの結婚発表は芸能界にも多くの賛否が…
先月、最も話題になった芸能ニュースの一つが、AKB48選抜総選挙で結婚宣言をしたNMB48の須藤凜々花さんが、その後会見をしグループから卒業すると発表したニュース。

芸能界からも多くの賛否の意見がぶつかり合っていて、「1人のアイドルのことでここまで世間が動くのか?」と驚いた程です。

ちなみに、私個人的な意見を言いますと、今回の結婚宣言は「場所が悪かっただけ」という見解です。
つまり、須藤さんの結婚に関して、私は肯定的に捉えています。

というのも、恋愛禁止を銘打っているアイドルの世界で「こっそり恋愛している人」はきっとたくさんいるはず。
そのことをバレないようにやっているのでしょうが、須藤さんは文春にスクープされたこともあり、先に発表してしまったわけです。
でもその場所がブログやツイッターなどなら問題はないのでは?

ファンが投票し、その結果を発表する「総選挙」。
さらには、グループ全体のイベントですので、そこで発表したのが良くなかっただけで、ブログで「結婚します」と言って選挙を辞退し、後日会見をすれば、もうすこし穏便にすんだのではないでしょうか?

もし、仮に須藤さんが炎上商法を狙ったのであれば総選挙での結婚発表は、「してやったり!」かもしれませんが(笑)

アイドルの”恋愛禁止ルール”を失くせばよい!

そんな中、私が今回のニュースを見て最も感じた事が…
「アイドルの恋愛禁止ルールを失くせばよいのでは?」です。

そもそも論ですが、20歳そこそこの女性に恋愛を禁止するのは不可能ですし、少子化対策をうたっている日本国に対しても逆らっています。
20歳前後の人が「恋愛」をしない方が逆に怖いです。

また、仮に恋愛をしていない人だったとしても、その人に恋の曲を歌われて説得力はあるのか?
私はいささか疑問に思います。
だったら、たくさん恋愛をして、その気持ちをおもいっきり表現してくれた方が個人的には応援したくなります。

アイドルファンの改革も必要?

次に、アイドルファンの方にも伺ってみたい事があります。
「意中のアイドルが60歳・70歳になってもアイドルをやっていたら、あなた方はその人にお金を投資しますか?」という事。

須藤さんのファンを始め、そこまで己の人生をかけてアイドルに投資するとは思えません。

ある時期を過ぎたら、ちがう推しアイドルができて、乗り換えるのでは?
結果、ファンを辞めてしまえば簡単にすむ話でも、アイドル当事者は自身の人生のため、そうはいかない。

アイドルを名乗ってずっと恋愛をしなかった人の人生の責任を、ファンはとれるのでしょうか?

アイドルも実力社会にすべき!

そして、アイドルをやっている側の方にも、私個人として感じている事があります。
それは「本当に実力のある人なら、既婚者でも恋愛をしていても人に伝わるものを作れるのでは?」です。

須藤さんの一件で物事を考えると、
極論…
「恋愛をしていないから良い曲をうたえる=アイドルでいられる」
「恋愛をしたら曲は良くない=アイドルでもいられない」
そう言われているように聞こえてしまいます。

その背景にあるのが、地下アイドルも含め何千人もいるアイドル人口。

そのアイドル全員が恋愛をしていないからファンがつくのでしょうが、逆にいえば、「恋愛をしないこと」以外に魅力はあるのでしょうか?

今のアイドル業界は余りにも飽和状態になっていて、「誰でもアイドルになれる時代」にもなっています。
だから、曲やダンス、歌唱力ではなく「いかに親近感があって、自分の手に届くかもしれないと思わせること」が必要になっているのでしょう。

それって、アイドルのブランド化や底上げの観点からは真逆といえます。

最後に

いっそのこと、アイドルの恋愛禁止そのものをなくして、恋愛の自由を彼女達に与えてみてはいかがでしょうか?
そうすれば真の実力をもったアイドルが誕生し、アイドルという日本ならではの文化の底上げになるのではないでしょうか?

また、アイドルの不祥事をSNSなど本人に誹謗中傷する人が多いですが、私は、仮に誹謗中傷するなら運営側に対してするべきなのではと思います。

社会人が不祥事を起こせば、企業自体が謝罪をするのが筋。
ですから須藤さんの場合は運営側が謝罪するべきなのでは?
でもその意思がないということは、恋愛することを「悪」とは思っていないなによりの証拠なのでは、とも感じました。

1人のアイドルが起こした出来事の闇は意外に深いかもしれませんね。

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コラムニスト

太田プロダクションでピン芸人・芦沢教授として活動。 退社後には、タレントJOY とコンビを結成。2009年の解散を機に、 放送作家・芦沢忠助教授へと転身。民放各局・数多くの人気番組を担当中。 また、企業への企画提案や、大手モバイル企業や IT 企業、一部上場企業の CM やイベント企画にも携わり、 IT 企業や一部上場企業からは「コンサル」や「セミナー講師」としての依頼も多く、幅広く活動中。

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