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ココロとカラダと環境と、いろいろ整えていきましょう!
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「モチベーションが、出ないから・・」
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モチベーションがなくても出来てしまう!?
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もう「モチベーション」に、頼らない!
ココロとカラダと環境と、その間の「ズレ」が苦しみを増やします。
逆に、それらのバランスを整えて互いにフィットさせることで、元気な生き方を選んでいけるのです。
元気な生き方、それは、豊かな暮らしのメインストリート!

ココロとカラダと環境と、いろいろ整えていきましょう!

みなさん、こんにちは。メンタルヘルス・アドバイザーであり、産業医、および精神科医もやっております小原可久です。

ここでは、「心の健康」に関する話題のみならず、そこから広がる「健康」一般についてのお話もしていきたいと思っております。それを通じて、読んでいただいた方々が今後の人生をより楽しく、元気に過ごしていけるようなお手伝いが出来れば大変に嬉しく思います。

さて今回は、「モチベーション」です。

「モチベーションが、出ないから・・」

何か、やらねばならない事があるとき。
だけど、なかなか行動に移せないとき。
「やるモチベーションが湧いてこないな」と感じることと思います。

そしてしばらく経っても意欲が出てこないと、やはり「まだモチベーションが沸いてこないな」と思い、行動に移せないでいます。
それでまたしばらく・・・

どうでしょう。
こんなこと、今までにも何度もあったと思います。
今現在、そういうところで悩んでおられる方もいるかもしれません。

さて、昔そういった経験をされた方。その後、じっとしていたらそのうち、モチベーション、出てきたでしょうか?
今、モチベーションの無さに悩んでおられる方、これからどうしようとお考えですか?

「モチベーション」は、難しいものです。
「モチベーションを出そう」と思っても、そう簡単には出てきません。
待っていれば出てくるかもしれませんが、出てこないかもしれません。
そうすると、いつまでも待ってることになってしまい、いつまで経っても物事が進みません。

「意図的にモチベーションを出しにくい」のには、大きな理由があります。
「モチベーション」というものが、具体的にイメージできる言葉ではなく、抽象的な言葉だからです。
他の人に「モチベーションを出して」と言われた時、「何を、どうすればいいのか」わかりますか?
あるいは、他の人に「もっとモチベーションを出して」と言って、相手から「どうすればいいんですか?」と問われて、答えられますか?
パッと答えられる方は、あまり多くないのではないかと思います。
実際、頭のなかで「モチベーションよ、出ろ!」と一生懸命唱えても、出てこないでしょう。

人間は「やり方がイメージできないと、動けない」のです。

「動く」というのは、体を使って物理的に身体の状態が変わるというだけでなく、脳の働き方が変わることで「頭の中の状態が変わる」ということも含まれます。

「モチベーション」の場合、言葉に具体性が無いのが原因で「変わらない」わけですから、ちょっとひと工夫が必要です。

モチベーションがなくても出来てしまう!?

例えば、宿題のレポートを書くような時の「モチベーションが沸かない」ということについて、考えます。
モチベーションが沸かないから、動けない。
これは、本当でしょうか?
本当に、動けませんか?
SNSの日記も書けませんか?

「いや、そういう意味ではなくて、宿題のレポートを書きたくないってことで」と、答えると思います。

でも、おかしいですよね。
「SNSの記事を更新する」ことと、「宿題のレポートを書く」ことは、本質的には体の動かし方には違いはありません。
「宿題のレポートを書く」という行為の中に、「SNSの記事を更新する」時の行為の大半が、含まれています。
なので、「宿題のレポートを書く」ということの大半は、「出来ること」の筈です。

じゃあ、宿題のレポート書き、分解してみましょう。

・調べる
・書く

これだけです。
さらに分解します。

・資料を読む
・パソコンで調べる
・考える
・書く

もっといきます。

・資料を取り上げ、開く
・書かれてある文章を、最初から順番に目で追い、最後まで来たらやめる
・レポートのキーワードとなる語を拾ってメモする
・パソコンの蓋を開き、ブラウザを立ち上げる
・URLバーに、キーワードを入れてエンターキーを押す
・検索結果が出る
・上から順番に、5つのサイトのリンクをクリックし、中身を読む
・キーワードの数だけ繰り返す
・読んだら、頭の中に残っていることを、ワープロソフトで入力していく
・入力した文章を、最初の行から最後の行まで読む
・それらしく体裁を整える

上から順番にひとつずつやるだけです。

もう「モチベーション」に、頼らない

いかがですか。
別に「モチベーション」なんかなくても、出来そうでしょ。
何故でしょう。
それは、「モチベーション」というイメージしにくい言葉を使わずに、やるべき事を、出来るだけ細かい「具体的な動き」に分解することで、頭でイメージしやすくしたからです。

この方法では、「モチベーション」を頼らずとも、行動が出来ることになります。
私たちの目標は「モチベーションを出すこと」ではなく、「行動してタスクを終わらせること」ですから、これでいいわけです。
モチベーションが無ければ動けないと「思い込んでいる」だけだったのです。

最後に

ここでは、ついつい私たちを振り回しがちな「モチベーション」と、その対処方法について、説明しました。
振り回されることが多いほど、私たちはストレスを感じてしまいます。

必要だと思っていたことが、実は必要じゃなかった。むしろ、自分を無意味に縛るモノだったと気づくことで、自分に適応した行動に近づいていき、ココロもカラダも、よりフィットしていきます。

この方法は、様々なこと、ダイエットや運動を習慣づけることにも応用できますので、ぜひコツをつかんで実践してみてくださいね。

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