芸能
2017年11月05日

放送作家的「芸能ベタ褒めコラム」

志村けんでわかる「コミュニケーション」はセクハラ?!

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放送作家的「芸能ベタ褒めコラム」
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日本の喜劇界のトップ”志村けんさん”
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ちょっと下品なシーンに視聴者から反感も。
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志村さんのアイドルに対する行動はセクハラになる?!
いまなお、日本の喜劇界のトップに君臨し続け活躍されている志村けんさん。

そんな、志村けんさんを見て笑っていた世代は幅広く、「バカ殿様」「変なおじさん」「ひとみお婆ちゃん」「いいよなおじさん」など…沢山のキャラクターを産み出してきました。

一方で、志村さんのコントにはちょっと下品なシーンがあったり、エッチなシーンがあったり…

子供心に刺激的なコントもあったわけですが、(もちろん、それも含めて大爆笑させてもらっていました。)
そんな志村さんのコントに対して、昨今、話題になっていることがあるそうです。

志村けんがアイドルのお尻を触る理由

今回、テーマにするのが…「日本のテレビ業界におけるセクハラ事情」です。
近年、日本のテレビはコンプライアンス問題が厳しくなる一途をたどっています。

そのため、ちょっとした発言や行動が視聴者に反感を買ってしまうのですが…
先日某番組で、「志村けんのバカ殿様」の撮影中、志村さんが共演しているアイドルのおしりなどを触るという行動に対して賛否両論、意見を交わしていたという事がありました。

現在のコンプライアンスの感覚であれば、演者のお尻を触るなんて完全なる「セクハラ行為」です。
しかも、それが志村さんのような大物になると「パワハラ」とも言えます。

ですが、この行動には理由があるそうで…
その理由とは…
「やめてよ!という空気を作る」ということだそう。
特に、志村さんと初対面のアイドルなら「志村けんって偉い!凄い人!!」とあがめてしまうことでしょう。
しかし、その状態でコントをしても、どこかよそよそしかったり、敬語になってしまったり…面白さが半減してしまうのです。
しかし、お尻などを触ることで、同じ目線で本番でもツッコんでもらえるようになるとか!

つまり、コントを作る上で、「空気が良くなる」といえます。

笑いに貪欲で妥協を許さない志村さんだからこそ、このような行動に出ているのでしょう。

志村けんに感謝をするアイドルたち

そして、触られたアイドル側がどう思うのか?ですが、最初はきっと「セクハラじゃない?」「なにすんの?」と思っているはずです。
ですが…志村さんをセクハラで訴えている人を見たことがありますか?
私はありません。

これは、最初はセクハラかも?と感じるのでしょうが、その後、コントをしていく上で、アイドルそのものが「自分の力以上に大物を突っ込める」という作品を作る上で、自分のポテンシャルが上がって仕事をしているように感じるのだと思います。

アイドルが「何でいつもより、良い仕事ができたんだろう?」と感じたとき、「あのとき、志村さんにお尻を触られたからだ!」と気付くのではないでしょうか?

結果、アイドルからすると、「志村さんがお尻を触ってくれたおかげ」で「自分の芸能人としての価値や技術が上がった」と理解するのです。

ですので、触られている側は、きっと感謝しかないのでしょう。

最後に

コンプライアンスでがんじがらめの昨今ですが、この志村さんの行動は、きっと一般社会にも言えるのではないでしょうか?
人と人が仲良くなるには、裏の顔を見せることが大事です。
裏というのは、だらしない!とか、ダサい!とか、みっともない!とか…
その方法が志村さんは「お尻を触る」という行動だっただけなのです。

そして、受け手も「セクハラ」と思わないのであれば、正真正銘「コミュニケーション」をとった行動にすぎません。

セクハラに見える行為も、相手が「私の為にしている行動」と理解できれば、コミュニケーションになるということですね。

そこまで考えてお尻を触る志村けんさんは、コミュニケーションの達人だと私は思います!

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コラムニスト

太田プロダクションでピン芸人・芦沢教授として活動。 退社後には、タレントJOY とコンビを結成。2009年の解散を機に、 放送作家・芦沢忠助教授へと転身。民放各局・数多くの人気番組を担当中。 また、企業への企画提案や、大手モバイル企業や IT 企業、一部上場企業の CM やイベント企画にも携わり、 IT 企業や一部上場企業からは「コンサル」や「セミナー講師」としての依頼も多く、幅広く活動中。

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