minto.通信
2017年09月23日

"生きる力"インタビュー

#3ポジティブに生きるブレイク中タレント”ぺえ”に聞く、「生きる力」とは?

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twitterのフォロワーを15分で3万人増やした日
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一番身近にいるバラエティークイーンの存在
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「この人じゃなきゃだめ」に選ばれる存在であるために
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人より経験豊富な25歳が発信できること
生きる力インタビューは、第1回目にインタビューをさせていただいた巻誠一郎選手が設立した「YOUR ACTION KUMAMOTO」とコラボした連載になっています。
様々な著名人の方に、「生きる力」をテーマにインタビューをしています。

前回のインタビューでは、ぺえさんの生涯一番の大失恋、そして上京、ファッション業界に足を踏み入れるまでをお伺いしました。(前回記事はこちらから)

最終回の今回は、今のテレビのお仕事、今ぺえさんがタレントとして感じることについて赤裸々にお話していただきます。


初めてのテレビ出演

私が偶然出ることになってデビューのきっかけになったバラエティ番組があるんですけど、あの日、私が出演した15分くらいで、twitterのフォロワーが3万人くらい一気に増えたんです。
自分でも「こんなに変わるの!?」ってすごいびっくりしましたね。そのとき、「私、結構いけんのかな?」ってちょっと直感で思ったんです(笑)
当時、1年間アパレルでの仕事をしていて、結構全力で向き合っていたんですよね。私が働き始めて、1年でお店の売り上げを1.5倍にするという成果も出せて。それもあって、若干アパレルという仕事に燃え尽きた感じもあったんです。飽きっぽいっていう性格もあったかもしれません。だから、せっかく東京にでてきたんだし、アパレル以外にもう一個くらいなにか大きな挑戦をしてみたいと思って。当然そんなに甘い世界じゃないっていうのもわかっていたんですけど、少なからず自分には可能性があるんじゃないかって思いました。

今最も追いかけたいタレント、鈴木奈々

今はテレビのお仕事が一番楽しいですね。特にバラエティ番組への出演は本当に嬉しいです。こんなにバラエティ番組が好きになれたのも、鈴木奈々さんの影響がすごく大きいんです。
事務所に入って仲良くなったのですが、今一番自分に刺激を与えてくれて、背中を追いかけたくなるような存在は間違いなく鈴木奈々さんですね。一番近い存在に彼女のようなバラエティークイーンがいてよかったなって思います。

事務所に入る前は彼女のことは正直大っ嫌いでしたね。大っ嫌いだし、すぐ消えるんだろうなって思っていたんですけど、全然消えないから、なにか魅力があるんだろうなっていうのは思っていました。近くにいて感じるのは、彼女がすごく愛される人間であるということです。そしてすごく一生懸命な人間。彼女が消えない理由はこういうことかって納得しました。
彼女の姿をみていると、感動するんですよね。人を惹きつける力もあるし、応援したくなるような人間だし。人をバラエティーで感動させられるんだって気付かせてくれたのが彼女でした。プライベートでも週3くらいでご飯を食べに行ったりしているんですけど、仕事の話が多いかな。やっぱり彼女はおばかさんだから、全然ベストアンサーなんて返ってこないんですけどね。ベストアンサーを期待してはいないんですけど、その一生懸命さとか、それだけで伝わってくるものがあるんですよね。彼女がいなかったらこれだけ私も体張ってがんばれていないと思いますね。

仕事との向き合い方

芸能界でのお仕事を始めて1年半経ちましたけど、今はやりたくない仕事とか、嫌だなって思うことはゼロですね。きれいごとみたいに聞こえちゃうかもしれませんが、その仕事をいただけることが、本当にありがたいことだって思います。
芸能界でのお仕事って、「この人じゃなきゃだめ」っていう、指名していただく感覚なんです。そういう風に名指しで必要とされる人って、現実的な話になりますけど、本当に限られている、選ばれし存在だと思うんです。だから必要としてくれることはありがたいし、嬉しいです。その気持ちには絶対に応えなくちゃいけないっていう気持ちになりますよね。

もちろん、バラエティ番組とかやっていると、凹むこととかもめちゃめちゃありますよ。
自分で言うのもあれですけど、自分にすごく厳しいタイプなので、自分の首を自分でしめちゃうくらい、すごく根詰めちゃうんです。今はその気持ちが吹っ切れて働いているんですけど、去年の冬とかは結構悩んでいました。考えすぎちゃうタイプなので、「ちゃんとやらなきゃ、結果残さきゃ」って、すごく忙しい時期にそんな気持ちになっちゃったので。それで余裕がなくなっちゃったんですね。
そのとき支えてくれたのも結局やっぱり母親で、「一回失敗してみればいいじゃん」っていう言葉をかけてくれたんです。デビューしてずっと活躍している芸能人の人は、一回大きな失敗をして、その失敗があるからなにも怖がらず、今思いきってできているって。でもお前は小さいときから器用貧乏で、いつでもそつなくこなしているから、失敗するのが怖いんだって。そのときすっと心がラクになったというか、納得できました。そこから失敗は怖くなくなって、いい感じに後先考えずにものを言えるようになっていきましたね。

芸能界でのこれからの目標

私自身そのへんの25歳よりもいろんな経験をしていると思うので、今は悩んでいる若い子たちの、同性愛の悩みなどについて、発信できる存在になっていきたいと考えています。
今悩んでいる人たちの、味方というか、光というか。すべて解決することはできなくても、少しでも一緒に悩んでいければいいなっていう風に思います。最近instagramでも習字で格言を書いて想いを発信してみたりとか、アクションは起こしているんですけどね。自分の経験や思いをどんどん伝えていける人でいたいというのはありますね。

今、芸能界での一つの仕事に対して、小さいとか大きいとか、そういうことはまったく考えていないというか、思ったことはないですね。
芸能界に入ったときからその感覚は変わってはいないんですけど、マネージャーさんからは「いずれ絶対その感覚は変わる」って言われています。これから仕事が増えたりしていくなかで、天狗というわけじゃないけど、変わっていくからって。
ただ、私自身、すごく理想が高いんです。だから自分自身を“タレント”って呼ばれることに違和感があって。「その土俵にまだ私立ててないよ?」って思っちゃいます。まだ満足していないというか、このくらいで胸張れないですよ。
これもたぶん部活がすごく厳しくて、上を目指すタイプの部活にいたから、今もその気持ちにつながっているんだと思うんです。
だから現状に満足しないというか、常にその気持ちがあるからかもしれないですね。


最後に

いかがでしたか?三回にわたってお届けしたぺえさんのインタビュー。同性愛者として、カリスマアパレル店員として、そしてタレントとして。3つの側面からぺえさんのありのままの姿をお話ししていただきました。衝撃のテレビ初出演から1年半でここまで大活躍される裏側には、人生の大恋愛と、バレーボールで育まれた強いメンタル、そして支えてくれたお母さんの存在があったようです。タイムリミットがあるなかでの上京生活。ぺえさんが今後なにを発信し、チャレンジしていくのか、行く末に注目です。

1 「男の穴は男で埋めなさい」空いた穴は、同じもので埋めるしかない。若いうちは数多く恋愛したもん勝ち。
2 「この人じゃなきゃだめ」っていう、指名していただく感覚の芸能界でのお仕事。必要としてもらえるのは、選ばれた人だけ。その気持ちには絶対に応えなくちゃいけない。
3 「一回失敗してみればいいじゃん」小さいときから器用貧乏で、いつでもそつなくこなしているから、失敗するのが怖いんだなって。一回失敗すれば、なんでも怖くなくなる。

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