芸能
2017年09月28日

放送作家的「芸能ベタ褒めコラム」

渡辺直美の"イロモノ”から”正統派”を超えたエンターテイナー力

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放送作家的「芸能ベタ褒めコラム」
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芸人の枠を超え、ドラマや雑誌などでも活躍中の渡辺直美さん
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”ある転機”でパイオニア的存在に!?
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「芸人=汚れ」の常識を覆した渡辺直美さんに今後も期待!!!
女芸人の中で、今最も好感度の高い芸人はというと…
渡辺直美さんです。

女芸人としてのネタ披露だけでなく、ドラマや雑誌や海外でも活躍をされていますよね!
私も渡辺直美さんを観ると、なぜかワクワクしますし、「女芸人」という枠を超えた人物として拝見させてもらっている感じです。

そんな渡辺直美さんは、「女芸人」という時代の中で、ある転機を起こしたパイオニア的な存在なのではと私は感じているのです。

女芸人の「枠の外」でブレイクを果たす渡辺直美

その転機というのは…
「女芸人から女エンターテイナー路線に変えた」というものです。

女芸人といっても芸人は芸人。
ちゃんとネタを書き披露したり、テレビでは汚れ仕事もしていく。
そんな背景は女芸人にもあったはずです。

そのため数年前まで、女芸人といっても漫才やコントという「枠」の中で勝負をして、テレビの世界で勝ち残っていったんだと思うんですよ。

そんな中、渡辺直美さんは「ネタ」というか「キャラ」でメディアに出てきました。
最も印象的なのは「ビヨンセ」のモノマネ。

体系が似ているわけでもなく、歌も歌うわけでもなく、キャラと雰囲気で笑いをとっていた印象です。

ちなみに、同時期に大ブレイクをしていたのが、柳原可奈子さん。

彼女は独自の選球眼から産み出した人物像を、精度の高い話術とテクニックで見せていく、ある意味「正統派の職人女芸人」でした。

もちろん、彼女のネタをみた視聴者は大爆笑!
今でも一流女芸人として活躍をしているわけですが…

そんな、柳原さんの女芸人の枠(ライン)は、既存にある枠(ライン)であって、その枠の中でブレイクしていった芸人と言えます。

一方、渡辺直美さんは柳原さんが大ブレイクの時、どちらかというと、「イロモノ芸人」のような立ち位置。
起爆剤としてテレビに呼ばれる存在だったようにも思います。

しかし、我々が、「イロモノ芸」としてみていた、ビヨンセ芸などが海外で受け入れられたり、その語、LADY GAGAさんのモノマネで海外の舞台に立つ彼女を見ていくことで、「アメリカでも受け入れられる芸」=「エンターテイナー」というイメージが付くようになっていくのです。

さらには、「芸人=汚れ」というイメージも渡辺直美さんにはなく、「チャーミング」といったイメージが強いです。
結果、世の女性は「チャーミング」=「面白い」と感じ取れる状態にまでなっていきました。

このような現象は渡辺直美さんがいなければ無かったかもしれませんよね。

最後に

このように、渡辺直美さんに視聴者が感じた「エンターテイナー」というイメージが、日本の女芸人のイメージになっていったということで、女芸人業界の転機に彼女は一役買ったわけです。

「ネタの設定や鮮度や頭を使った見せ方」をする芸人ではなく、「雰囲気で面白く、キャラが立っていてチャーミング」なエンターテイナーという女芸人像。

渡辺直美さんに続けと、平野ノラさんやブルゾンちえみさんも同じような位置づけでブレイクしています。

今後も、日本から女エンターテイナーがどんどんでてくる時代になっていくことでしょう。

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コラムニスト

太田プロダクションでピン芸人・芦沢教授として活動。 退社後には、タレントJOY とコンビを結成。2009年の解散を機に、 放送作家・芦沢忠助教授へと転身。民放各局・数多くの人気番組を担当中。 また、企業への企画提案や、大手モバイル企業や IT 企業、一部上場企業の CM やイベント企画にも携わり、 IT 企業や一部上場企業からは「コンサル」や「セミナー講師」としての依頼も多く、幅広く活動中。

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